Miles at Fillmoreの翌月に、西海岸でLee Morgan
Miles DavisがChick CoreaとKeith Jarrettを従えてFillmore Eastやthe Isle of Wightでライヴしていた1970年夏に、カリフォルニアでLee Morgan。
CDには12曲も収録されているようだが、LPの4曲で十分
Live at the Lighthouse
1970.07.10-12.
マイルス関係者だと、Bitches Brew, Jack Johnson, On the Corner に参加したサックスのBennie Maupin。彼はHerbie HancockがBlue Noteを離れた後の一連の1970年代ファンク盤で活躍。
CDでライヴ12曲も聴くよりは、余力を残して最後のスタジオ録音に。
The Last Session
1971.09.17-18
この最後の2枚は、グルーヴがそれ以前と違う。
ベースはJymie Merritt。Lee MorganとはJazz Messengersつながりだが、50年代末のMoanin'から60年代初頭までの演奏イメージしかなかったため、1970年代に入ってのこの2枚の音に驚き。
マイルスはDave HollandからMichael Hendersonへと続けられたが、Lee Morganはこれで終わり、なんとも残念なことに。
50年代末から60年代初頭にかけてのBlue Note-Hard BopのLee Morganとは異なるLee Morgan。あっちも当然いいけれど、こっちはもっと注目されていいはず。